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Ken's Caf'e

気ままにAdaltyなことを綴りたくて……
 バスクリン色
 2007年05月21日 (月) 00:15:48

子供の頃の夏。
僕は決まって親戚の家にいた。
縁側からぼた山がみえる炭坑の町
北茨城は大津港という駅から
炭坑の会社のバスにのってゆく。

ひとやま…ふたやま…ずっとむこうまで
すべてが同じ建物が連なる炭坑の長家。
果てしなく連なる甍の海が僕は好きだった。
親戚が2件あるうちの1件が
ちょうど小高い場所にあって
そんな風景が一望できるから
僕は決ってその叔父さんの家に泊まったんだ。
裏山をのぼれば大平洋も見えたし
ぼた山をのぼってゆくトロッコの動きもよく見えて
僕のお気に入りの場所だった。

夕方になると歳の離れた従兄弟のお姉さんが
お風呂に連れていってくれた。
もちろん炭坑の町はすべて会社のものだから
お風呂も無料だったみたい。
僕は女湯に入れられたけれど
その時の記憶があまり残っていない
たぶん僕の勘違いかもしれないけれど
湯舟が楕円になっていて湯の色が緑色だった記憶があるんだ。

まだちいさな子供だったから女性のカラダなんて
さほど興味もなかったけれど
まるでバスクリンのような緑の湯の中で
お姉さんの白いからだがみるみるピンク色に染まっていったのを
なぜか覚えてるんだ。
くるりと向きをかえたとき乳房が沈み
おおきなお尻がとてもまあるくて浮かんでた
ああ…女の人のお尻…お袋とはまたちがうな…
そんなことを素直に思ってた気がする。

お風呂の帰りにコの字になった商店街に寄って
ラムネを飲ませてもらった。
ひぐらしが…五月蝿かった気がするけれど。
あれから何十年…
山は廃坑になった。
まだまだ石炭はあって外国から最新型の機械も導入したが
お湯がでてきて採掘が不可能になったかららしい。

一度大人になって訪ねた事がある。
ぼた山は緑に被われ巨大な町はなくなって
もとの自然な森に戻っていた。
記憶を頼りに森に分け入ったら
あの時のお風呂は森の中になんとか残っていて
微かにタイルが残り楕円の形状をしていた。
流石にバスクリン色は無かったけれどね。



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 COMMENT

  Title...  b y みぅ
気がつくと,こんな時間まで,cafeに入り浸り(笑)
写真の子猫ちゃん達は,同姓のあたしから見ても,みんなかわぃぃね♪
2007.05.21 (01:06) * URL [EDIT]
  Title...  b y Ken
みぅさん
気がつくと、こんな時間までまだ更新してます^^
子猫ちゃんかぁ…
べつに意識したわけじゃないんですが
インスピレーションでチョイスしてったら
はい。^^こうなりました。
明日寝坊しない程度にごゆっくりしてってくださいね。
2007.05.21 (02:41) * URL [EDIT]
  Title...高いところから  b y youya
見下ろしているような風景は、こんな幼い日の思い出を呼び起こしたのですね。

しかし、女湯に入っている男の子、気になります。3歳くらいまでで然るべきですよね。
それ以上大きい子になると、なんだかなぁ。
2007.05.21 (23:45) * URL [EDIT]
  Title...  b y Ken
youyaさん
そうなんです。まさに……。
ふぅ~~っと浮かびましたねえ。
クレヨンしんちゃんばりだったらマズイですよね^^。
2007.05.22 (01:43) * URL [EDIT]

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