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Ken's Caf'e

気ままにAdaltyなことを綴りたくて……
 後悔
 2019年04月27日 (土) 07:59:52

その瞬間
彼女の顔がハテナ顔になり
笑顔がフリーズしたまま
小首を傾げて…え?って言った。

僕は…もう一度
笑みを湛えながら
もう一度彼女に同じ言葉を言ったんだ。

やがて…言葉の意味を理解したらしく
その美しい顔からは笑顔が消えて
そのまま俯いてしまった。

たった今まで
あんなに楽しそうに笑って
僕の話にうなづいてくれてたのに

俯いたま
膝の上で絡めた左右の指に
力を込めたまま黙っている。

軽く体を震わせているような…
泣いているのか?
あああ…なんてこった。

言うんじゃなかった
窓から見える洋風の建物を指差しながら
「休んで行こうか?」……なんて

長い沈黙のあと
僕が……
「ごめん…」って言いかけたのと
「あたし…」って言いかけたのが同時だった。

kcf190427koukai.jpg
再び彼女は黙ってしまったけれど
僕が…再び…言った
「ごめん…突然驚かせて…」
「う…ん…驚いた…」
「忘れて^^…嫌な思いさせちゃったね…」
「あたし!」
「え?」
「今日は…遅くなっても…大丈夫」

「え?」
「だから…遅くなっても…」
「え?…あっ!…う…ん!そっか」
それから…どうやってカフェを出て
どうやってラブホテルに入ったのか…記憶にない。

ただ
ラブホテルに入って
彼女を抱きしめるまで
ずっと目を合わせられなかったことだけは覚えてる。

それからは
僕たちは無我夢中で愛し合ったんだ。
……………………………
……………………………

それから何度も会うようになって
合えば果てなくセックスをして
僕らはこのままずぅ〜っと続くもんだと思っていた。

でも…クリスマスイブ待ち合わせ場所に
彼女は彼女は現れなかった

kcf190427koukai2.jpg

そして半年後。
彼女が結婚したって
風の噂で聞いた。

どうやら
僕は遊ばれていたのかもしれないな
やっぱり…あの時…なにも言わなかったほうが
幸せな時が続いていたような気がして
今でも後悔したりしている。
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