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Ken's Caf'e

気ままにAdaltyなことを綴りたくて……
 月光
 2019年04月28日 (日) 01:38:24

目が覚めた
闇のセカイだった
いや…正確には蒼く深い闇だった

温もりは肌に馴れた
いつもの寝室のベッドだった

妖しい夢を見ていて
覚醒しても其の残骸が残っていたせいか
痩せたカラダに夢の蒼い婬骸が憑依して
ほどよくキケンだった

蒼白い女の裸体が股がり
射抜くような目で見つめられて僕は動けない
掴まれた分身は意志とは裏腹に勝手に凝固して
闇の割れ目に吸い込まれてゆく

あ…
漏れたのは
自分と婬骸の短い喘ぎ
アソコが…柔らかなアソコに包まれて
呑み込まれていった

耳鳴りがして心臓の鼓動が
ウルサい程に鼓膜を刺激してきた
カラダが…キケン

女のカラダが激しく揺れて
動く…動く…動く…動く…動く…動く…
ヤバイ…ヤバイ…ヤバイ…ヤバイ…ヤバイ…

絶え間ない心地よい波が繰り返し
暗闇の中で我が儘な時間が走りぬける
ただただ
婬美な忙しないセカイに落ちていた

静寂なセカイに微かな音と
溜め息が溢れてゆく
カラダが火照りさらに饒舌になってゆく

ふたたび目を開けると闇が薄れかけて
部屋の中が見えて来る
不思議な果てない波の狭間で
現実的なセカイが見えてきたとき

イケナイ…イケナイ…イケナイ…
理性が欲望を制御してきた

イケナイ…イケナイ…イケナイ…
そして…動きが止まると
ベッドは…完全に静寂に包まれた

kcf190427gekko.jpg

憑依した婬霊はカラダから抜け出して
蒼白い裸体で見下ろしていた
蒼い亡骸が哀しそうな哀れむような視線で見下ろし
そして窓へグラデーションのように
漆黒へと消えていったんだ

カラダは…しばらく無防備に放心していた
激しかった心臓の音も穏やかになって
火照りもおさまってきてた
闇の中で…天井を見つめていた

ふぅ…

乱れた夜具を正した

ベッドからおりて
部屋を出ようとしたら
今まさに褥の寝ていたあたりが
妖しくも神々しくひかり輝いていた

え?………なに?
ベッドに戻り光に顔を近づけて
そして…振り返った

あ……

月だった

レースのカーテン越しに見えたのは
星も見えない漆黒のセカイに
妖しくも神々しく輝いていた
満月だった

それはそれは久しぶりに見る
綺麗な綺麗な満月でもあった気がする
そうか…月の…戯れか
2019.5.21-Sunday
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